患者さんが不安に思うことを取り除き、地域のホームドクターを目指して、「安心」の治療を心がけております。

学生時代、インターンとして働いていた私は、病院の教授や助教授からの指導を受けつつ、総入れ歯の患者さんを担当し、治療をいたしました。患者さんは、「食べれない」「話せない」といった中、「昔のようにおいしく物を食べれるようになりたい」とおっしゃっておられました。まだまだ未熟だった為、一人の患者さんを受け持つ事は非常に大きなプレッシャーとなり授業で習った事とは違う現場とのギャップに思い悩まされました。資料を読み漁り指導医へ相談したりして、患者さんを何回も検査して、歯型をとって、入れ歯を一生懸命作った事をいまでも鮮明に覚えています。入れ歯が完成し、患者さんから「今までの入れ歯とは全く違う。ありがとう」と涙を流しながら言われた時、私は、“使命感”とはこういう事か。と確認すると同時に、手間も時間もかかったけど、治療方法が間違っていなかった事を確認しました。患者さんの事を一番に考え、何にも縛られることなく自由に診療を行う開業医として、これからも地域に必要とされる歯医者を目指してまいります。

私たちは、患者さんが抱えておられる問題に対しての解決法をご提案しております。 しかし、やはり、自分の身体の一部（歯）を、人に触られる事には抵抗を感じらます。 （私もそうです）そこで、私たちは
●治療に対するメリット、デメリット　●治療方法の内容　●治療期間　●治療後の通院　●日常生活の改善
などを一人一人丁寧に、わかりやすくご説明しております。

虫歯になった。歯がぐらぐらする。などの症状には、必ず原因があります。医療器具を使って抜歯をしたり、欠損箇所に人工歯を詰めたりする事は医療技術として提供が可能です。しかし治療というのは一時的な現象です。一時的に治りますが、何故、今回（虫歯、歯周病）などになってしまったのかを考え、原因をつきとめなければ、同じ事の繰り返しになってしまいます。その為に、患者さんの「食生活」「日常生活」などをヒアリングし、どの部分が原因であるかをつきとめ、根本的に治していただく事を目標としております。

治療の中で、患者さんのニーズは様々です。・早く最先端の治療方法で治療をしてほしい・なるべく自分の歯を残したい・今後悪くならないよう定期的に検診してほしい・期間がかかってもいいから、しっかり治療してほしい・とにかく悪いところだけ治療してほしい等々。
富士田歯科医院は、これら、患者さんの希望を尊重し、患者さんの状態と真剣に向き合った治療を行っております。

歯の治療に対する保険制度は複雑です。 治療内容によって、保険が適用できる場合と適用できない場合があります。 そこで患者さんへ 何と何を使ったら、保険適用での治療が可能です。但し、より良い材料を使って質の良い治療をするのであれば保険適用外になります。 その為、保険内での治療であれば3日程の通院で済みますが保険外だと6回程通院してもらわなければなりません。 というふうに、詳しく、丁寧にご説明いたしております。

歯の治療という響きは、「こわい」「痛い」「不安」など、負のキーワードが連発するイメージですが以前に比べ、医療技術、医療設備が各段に進歩し、以外と「痛くなかった」とおっしゃられる患者さんも増えてきております。しかし、医者と患者さんのこころとこころが結びついていなければ、最新の医療技術も何の役にもたちません。 歯の健康は、その人の笑顔を引き出し、人生を豊かにしてくれます。お口の中が病気になってしまうと、普段の生活に影響を及ぼします。富士田歯科医院は、より豊かに幸せになっていただくお手伝いをするにあたり、心でサポートする歯医者を目指しております。